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2010年 08月 20日

この書は誰が書いたものでしょうか、わかりますか?

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吉田玉男と書かれているでしょう。

そうです。人形浄瑠璃文楽の人形使いで、人間国宝であられた吉田玉男師匠が公演の舞台で書かれたものです。ですから、一公演に一枚しか書かれない物なのです。
そのため、母はとても大事にしていました。
平成12年となっているから、10年前のものですね。

なぜここにあるのかって?

玉男師匠は、東京・四谷の母がやっていたお店に、良く来て下さったのです。
私も、何度かお会いしましたよ。
また、母は文楽が好きで、師匠の公演があるときは、欠かさず出かけていきました。
その時、師匠から頂いたのがこの書です。
お店にず~っと飾ってあったものです。

3年前その母は脳梗塞で入院し、お店を閉めることとなりました。
そして同じ時期・母が入院中に、玉男師匠は亡くなってしまいました。

淡路島は人形浄瑠璃の町。
そんな訳で、母にお願いして、私のお店に飾ることにしたのです。
母も文楽が好きな人が見てくれるのならと喜んで送ってくれました。
木下家唯一の家宝です。

えっ、なんて書いてあるのかって?

これは、文楽の絵本太閤記(本能寺の変から秀吉が明智光秀を打つまで)の中の「妙心寺の段」で、
衝立にしたためる光秀の辞世の句です。
もちろん師匠が人形をあやつりながら、書くのです。

順逆無二門
大道徹心源
五十五年夢
覚来帰一元

と書かれています。すみません、意味は聞かないでくださいネ。

こんなものがソラには飾っております。
是非、一度見に来てくださいね。
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by kilo-kinosita | 2010-08-20 21:40 | ショップSola


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